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【社長コラム】 第9話 「新規ビジネスと理念」

株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。

 

第9話 「新規ビジネスと理念」

 


 

自分が事業を行う上で大切にしているテーマ「三方良し」。

 

ご存じの方も多いと思いますが、近江商人の経営哲学の一つとして知られています。

「売り手に良し」 「買い手に良し」 「世間に良し」

 

現在に至るまで、長く続いている企業やビジネス(商品・サービス等)はこの理念や原則がしっかりと根付いていると思います。

又、最近話題のSDGsも基本的な理念としては共通する事が多いのではないでしょうか。

弊社もこのアクアリウムサービスのビジネスを通じて、様々な価値を創造し、提供し、心豊かな文化醸成を実現する事を目的としています。

 

さて、弊社も当然ながらコロナの影響下にある中で、存続の為に新分野を模索し挑戦を試みております。

 

しかしながら実際は、現在の既存事業の課題抽出から新分野についての将来展望や構想等、詳細な計画を組み立てる必要がある為、正直かなり大変な作業です。。(現在進行中)

 

とはいえ、この時間の中で改めて大切な事にも多々、気付くことができました。

そのひとつが、「三方よし」の理念でした。

 

この短期間で何度も練り直しを重ね、いくつもの事業計画を立案してはボツの繰り返し。。

しかし、この大事な理念に基づいて整合性のとれる要素を組み合わせていく中で、徐々に

計画の枠組みが見え始めてきました。

又、併せて既存事業の改善点も見えてきた事も含めると、大変貴重な時間となっているのだと感じました。

ビジネスは人生と同じように、生まれる時、育む時、成熟する時、衰退する時、その時々で様々な環境の変化に影響を受けながら進んでいきます。

この変化に柔軟に対応する事、変化しながらも変わらない理念を持ち続ける事、これらを通じて正しい「事業」の在り方が見えてくるような気がしました。

 

先は長いですが、引き続き計画作成に邁進したいと思います。

社長コラム 第8話「成長の喜び」

株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。

 

第8話 「成長の喜び」

 


 

皆様、先日(2月7日)の地震の影響はありませんでしたでしょうか?

「災害は忘れた頃にやってくる」の言葉を正に実感した日でした。

引き続き余震にご注意下さい。

 

 

さて、今回は“成長”をテーマにしてブログを更新したいと思います。

 

弊社では年に2回(2月、8月)に社員全員を対象とした個人査定面談を行います。

 

半期毎に個人目標を立て、計画に対してどのような成果を生み出す事が出来たかを振り返ります。面談時間は約2時間程度。普段、話をする機会が少ない社員についてもこの日はじっくり1対1で話し込みます。

 

時にはプライベートな話も交える等、僕にとっては毎年の大切な行事となっています。

 

この査定を通じ、社員一人ひとりの仕事に対する思いや夢、悩み等、様々な発見があるのですが、やはり一番嬉しく感じる瞬間は何と言っても社員の“成長”を実感できる時です。

 

会社の平均年齢が若い事もあるのかもしれませんが、若者の成長スピードや吸収力には度々、驚かされるものがあります。

例えば、「半年前に比べて魚の病気治療の成果が向上した」、「担当顧客数が大幅に増加した」等々。

 

しかし、表面的な技術や知識の成長は結果や成果として容易にはかる事ができますが、内面的な“思い”や“思考”については、会話等を通じて“感じる”事の方が圧倒的に多いように思います。

 

そして、今回の査定で特に驚いた(嬉しかった)のは、その内面的な要素についての成長をとても感じる事ができた事でした。

 

会社の理念や事業方針に基づきながら、自分自身の仕事への取り組み方や在り方、発案等。又、その多くがお客様に向けた物であり、会社に向けた物であり、自身の成長に向けた物であった事。

事業を展開していく中で、業績が上がる事は勿論嬉しい事です。

しかし、それと同等もしくはそれ以上に、関わってくれている社員の成長を感じる瞬間は何物にも代えがたい「事業を統括する立場としての特権」の様な気がします。

 

これからも、皆が同じ方向性を向きながら成長し出来る様に導き、多くのお客様へ“癒しと感動”を進化させながらお届けできる様に努めていきたいと思います。

 

責任は重いがやりがいを感じる今日この頃でした。

社長コラム 第7話 「2021年(令和3年)」

株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。

 

第7話 「2021年(令和3年)」

 


 

新年あけましておめでとうございます。

 

新年1回目のコラムです。

さて、大寒波と供に新しい年が始まりました。

気持ちよくスタートしたいところではありますが、昨年から続く新型ウィルスの猛威は私達の日常に今も尚、影響を与え続けています。

 

そして、昨年は“ニューノーマル”として新しい生活様式も生まれました。

 

お客様への定期訪問やコミュニケーションをサービスの軸としている私達にとっては、この新様式に対応するべく今年も変化していかなければなりません。

 

例えば管理水槽についての定期訪問。

 

現状では多く訪問する事が必ずしも良い事ではなくなってきました。

 

訪問頻度を抑えて尚、ご満足頂けるサービスを検討する事も一つの変化対応だと考えます。

その為には技術は勿論、訪問時の提供サービスの“質”自体を高めなければなりません。

 

では、サービスの質を高める為にはどうするべきか?

又、どうあるべきか?

 

その他にも課題は山積みですが、より一層の“癒し”求められる時代だからこそ、我々のサービスを安心して導入頂ける様、変化に対応したサービスを検討しなければならないと考えております。

 

ところで、「丑年」は物事を急がず着実に進める年だと言われています。

 

丑年にちなんで2021年は“一歩ずつ”着実に、確実に、進めていきたいと思います!

 

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

社長コラム 第6話 「2020年を振り返って」

株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。

 

第6話 「2020年を振り返って」

 


 

早いもので、2020年も年末を迎えました。

 

年齢的な事もあり、毎年1年(365日)が矢の様に過ぎ去っていきます。

「昨年の出来事も実は数年前の出来事だった」等ということもしばしばある今日この頃。

しかし、今年(2020年)は記憶に深く刻まれる年となりそうです。

1月に武漢で新型肺炎が発生したのを皮切りに、新型コロナ感染症が凄まじい勢いで世界中に猛威を振るう事となりました。

当初はどこか「他人事」の気持ちではありましたが、時間の経過と供に生活環境への変化を

余儀なく求められ、感染脅威への現実味が生まれてきました。

又、東京オリンピックも開催延期となりました。

自分の記憶ではこのような形でオリンピックが延期になったという記憶はありませんでしたし、周りの知人経営者達からも先行きの見通せないこの状況に対しての不安の声を多く聞くようになりました。

 

しかし、変化への対応によって新しく生まれた事も多くあった様に感じます。

新しい生活様式に対応するべく其々が工夫を凝らし、変化に対応しようと懸命に戦う姿勢からは日本人の国民意識の高さをとても感じます。

そして、不自由が多いこの状況下においても大切にしている「誰かの為に」という気持ち。

このような状況、環境だからこそ見出す事ができる「誰かの為の何か」は新しい価値を生み出すきっかけにもなったと思います。

 

今年は、弊社サービスも変化に対応しながら新しい価値を創造する事ができました。

保育園でのタッチプール企画や新潟錦鯉の全国販売、水槽設置を通じた地域貢献等、実施提供するまでには全スタッフの大変な苦労もありましたが、本当に多くの方々からお喜び頂くことができました。

 

 

2021年も環境変化への対応が余儀なく求められる状況が続くと思いますが、気持ちだけは明るく、前向きに、今だからこそやるべき事とやれる事に全集中したいと思います。

 

【社長コラム】第5話 「知る」という事

株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。

 

第5話 「知る」という事

 


今回のテーマは「知る」です。

 

先般、機会を頂戴して初めて山古志の「角突き」を観戦してきました。

 

1t近い巨体同士がぶつかり合う迫力は想像を超えるものがあり、圧倒されたその感覚は

 

数日経った今でも鮮明に記憶に残っています。

 

残念ながら、今回の取り組み(11月3日)で年内最終との事でしたので、2021年は開幕(5月)と同時に何度か観戦できるよう計画したいと思っております。

 

ところで、山古志といえば弊社にとっても馴染み深い「錦鯉」の産地でも有名です。

仕事柄、足を運ぶ機会が多い山古志なので、以前から「角突き」について伺う事も多く、自分自身、“なんとなく”知った気になっておりました。

 

ところが、「聞いて知る・知った」と「見て(体験)知る・知った」とでは、全く異るもの。

 

今回が正にそれであり、現地の空気感や臨場感はその場に居合わせなければ「知る」事のできないものでした。

 

又、そこには江戸時代から続く歴史と日本の重要無形民俗文化財に指定される所以が、理屈とは異なる次元で存在していました。

 

改めて、物事を「知る」上で実際に「見る事や体験する事」がとても重要なんだと感じる事ができた良い機会でした。

 

当社でも、体験を通じた学びを積極的に企画・提供しております。

特に、生体に直接触れる事ができる「タッチプール」等は子供達に人気で、僅かな時間を通じて、生体への理解や興味が急速に育まれている事を実感します。

又、そこには図鑑や大人から教えてもらう情報とは別角度での理解が多く存在しているようにも思います。

 

今後も、「角突き」同様に、奥深いアクアリウムの魅力を「知って」もらえるように様々な取り組みに挑戦していきます!